午前中は竹島水族館、午後からは潮干狩りというモリモリな感じでのイベントとなりました(^^♪募集して一週間程で満席になり、レンタカーのサイズも変更して追加で2,3名増席するなど始まる前からワクワクが止まらないイベントでした。
水辺のプログラムなので子どもの安全管理には十分気を付けました。
例えば、帽子の後ろにオレンジ色のバンダナをつけて一目で誰がどこにいるのかを把握したり、潮干狩り前に一人ずつ写真を撮影し、迷子になった場合に「この子を探しています!」とすぐに見せれるように準備しました。そしてスタッフも保育歴の長いベテランスタッフを引率に加えて万全の準備で臨みました。
常に自然での活動はリスクを伴います。水辺でも山でも危険な場所はあります。それを全部排除する事は容易な事ではありませんし、子どもの動きというのは予想できない事が時々あります。不測の事態を未然に防ぐ為にスタッフは活動中子どもの様子に目を配りながら活動します。
しかし、目を配りすぎて「監視員」になってしまうと、子どもたちは大人の顔色をうかがって活動してしまいせっかくのイベントを十分に楽しんでもらえない可能性があります。なので僕の現地での仕事は、子どもたちをガチガチの約束事で縛りすぎないように「許容範囲はどこまでか」を適宜判断しながら全体を見ています。
いくらルールで決めても曖昧な部分が必ず存在します。その時にどう対応するかは誰がどういう性格でどういった行動をするか、そして個々を把握した上で今回のメンバー全体の雰囲気や年齢層を加味した上で「ルール」という手綱を緩めるか否かを判断しています。
これが出来ているからこそ、ルールがある中でも子どもたちがのびのび活動出来ています。ツナグや各教室での活動があってこそのイベントであり、educareの強みです♪
では今回はどうやって手綱を緩めたかというと、
「水族館、男女で見るスピード違いすぎ問題」
予定では、全体がまとまって水族館の中を見学する予定でしたが男女で見るスピードが違うので、徐々にまとまりが分断されていきました。
男子
水槽へばりつき、「うわ!これ見て!!ヤバ!!」次の瞬間、「ねえこっち見て!」次の水槽へGO!
女子
何かをじーっと見つめる。「ねえ、なんかあれってあれじゃない?」「ははは♪」のようなラリーを続ける。
「怖いけど、さわりたいよー。」「結構甲羅かたいね!足ってさわっていいの?」
スタッフ「足は触らないでねって書いてあるからやめとこっか」
などのやり取りを十分に楽しみます。
男子に合わせたら女子つまんないよね。女子に合わせたら男子不満言うよね・・・
という事で、出口の場所を確認して待ち合わせ場所(アシカショーの観覧席)を決めて、終わった子どもたちからそこに誘導する事にしました。
そこで大事なポイント!自分の近くにいる子たちだけではなく、ほかのスタッフにいる子たちもある程度把握しておきます。
「○○くんそっちいる?」「この3人今からそっち行くから」などのスタッフの連携プレーがさく裂します!この時スタッフの頭の中は誰がどこにいるか。という事に集中しています。しかし、顔は子どもたちに向けて一緒にニコニコ。そしてきっちり写真や動画も撮影する。
素晴らしいスタッフ!!(自分も含め)
待ち合わせ場所でインスタ用の顔ハメパネルがあったのでパシャリ
子どもたちは、自分たちの楽しい!と思うペースで水族館見学出来ましたとさ、めでたしめでたし。
後半潮干狩り編に続きます!
弁当うまし!
竹島潮干狩りは、漁業組合にきちんと管理された場所なので、多くの人がやってきます。潮干狩りとして最後のシーズンでしたが多くの人で賑わっていましたよ。
潮干狩り初体験の子も多く、「どこにアサリいるの?」と海を見つめて探していたので、実際にアサリを獲って見せながら始めました。
やっぱ潮干狩り楽しい!貝は獲れるとやっぱ楽しいよね☆
って山作って遊んでるやん!笑
今回強く思ったのは、潮干狩りにきたらたくさん貝を獲らないともったいない!と思うのは大人だけという事。
遊ぶ、遊ぶ、アサリ、遊ぶ、アサリ、アサリぐらいのペース。
頑張った子は、
アサリ、アサリ、遊ぶ、アサリ、遊ぶ、アサリぐらいでした。
良い笑顔
きっと美味しく料理してくれるに違いない!
子どもたちの豊かな体験の為に、リスクは減らし自由を最大限確保する!
リスクと戦うスタッフたちの努力が子どもたちの良い笑顔につながります(^^♪
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